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12月03日-05号

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  1. 鳴門市議会 2020-12-03
    12月03日-05号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    令和 2年 11月定例会(第4回)          令和2年鳴門市議会会議録(第22号)           令和2年12月3日(会期24日中第9日目)              議 事 日 程 第 5 号第1 市政に対する一般質問第2 議案第85号 鳴門市督促手数料及び延滞金条例等の一部改正について   質疑  特別委員会設置・付託第3 議案第77号 専決処分の承認について(財産の取得について)   議案第80号 鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について   議案第81号 鳴門市火災予防条例の一部改正について   議案第82号 鳴門市国民健康保険条例の一部改正について   議案第83号 鳴門市立保育所条例の一部改正について   議案第84号 鳴門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第86号 市道路線の認定及び廃止について   質疑  委員会付託第4 請願第12号 「女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書」の提出を求める請願書   委員会付託    ──────────────────────────────────             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1 市政に対する一般質問日程第2 議案第85号     質疑  特別委員会設置・付託 諸般の報告日程第3 議案第77号、議案第80号から議案第84号まで、議案第86号     質疑  委員会付託日程第4 請願第12号     委員会付託    ──────────────────────────────────            出   席   議   員 (21名)  議長  宅  川  靖  次  君  1番  東  谷  伸  治  君    2番  上  田  公  司  君  3番  高  麗  裕  之  君    4番  林     勝  義  君  5番  秋  岡  芳  郎  君    6番  浜     盛  幸  君  7番  大  石  美 智 子  君    8番  佐  藤  絹  子  君  9番  長  濱  賢  一  君    10番  橋  本  国  勝  君  11番  圃  山  俊  作  君    12番  藤  田  茂  男  君  13番  潮  崎  憲  司  君    14番  東     正  昇  君  15番  平  塚  保  二  君    16番  三  津  良  裕  君  17番  宮  崎     明  君    18番  山  根     巌  君  20番  野  田  粋  之  君    21番  松  浦  富  子  君    ──────────────────────────────────             説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  政策監     小 泉 憲 司 君   事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                              尾 崎 浩 二 君  市民環境部長  廣 瀬   高 君   経済建設部長  西 上 昭 二 君  市民環境部環境局長          三 栖 信 征 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長     米 澤 栄 作    次長       杢 保 マユミ  主査       板 東 政 則    書記       吉 成   愛    ──────────────────────────────────     午前10時   開議 ○議長(宅川靖次君) これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は、省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 市政に対する一般質問 ○議長(宅川靖次君) 日程第1、市政に対する一般質問を続行いたします。 通告の順序に従って質問を許可いたします。 まず、1、クリーンセンターについて2、ごみ行政について             2番 上田公司君     〔2番 上田公司君登壇〕 ◆2番(上田公司君) ただいま、議長より登壇の許可をいただきましたので、通告に従い質問をしていきたいと思います。 今回も、まずは、クリーンセンターについてですが、昨年度の排ガス測定値不正発覚に続き、新たに確認すべき事項が出てまいりましたので、今回も引き続き聞いていきたいと思います。 まず初めに、市として三機化工建設株式会社から業務実施計画書運転指導書Ⅱの各設備概要説明に基づいて運転しているとの回答や委託契約業務着手前の提出が義務づけられている業務実施計画書が稼働当初数年にわたって提出されないまま業務に着手していたと聞いておりますが、それについて。 また、その設備概要説明における二次燃焼室に関する記載内容についても答弁を求めておきます。 それから、仕様書では業務委託として、ごみ焼却施設の点検、記録、集計、小修理がありますが、これとは別に、保証期間終了後に約2,000万円前後の点検業務が計上されていますので、その違いについて。 また、同じ内容なのに、なぜ年度ごとによって5倍もの差が発生するのか、答弁を求めておきます。 次に、再発防止策についてですが、市としては、排ガス測定値不正操作に関する原因、聞き取り調査の詳細、これまでの経緯などを公文書として残し、それを情報公開の対象としているのか。そして、今回の改修で市民の信頼は回復したと考えているのか、答弁を求めておきます。 そして、鳴門市と同様に不正操作が発覚した伊賀南部クリーンセンターが行った調査においては、三機化工建設株式会社から親会社の責任者が導入した上限設定プログラムに対して、その状況を継続することが子会社の役目という驚きの証言を得ていたようですが、鳴門市も同様の調査結果を得ているのか、答弁を求めておきます。 そして、伊賀南部クリーンセンターでは、今回の件を受け、運転操作及び事故対応マニュアル全面改訂や排ガスに特化した運用基準マニュアルの作成、コンプライアンスや倫理、環境マネジメントに関する教育の実施徹底、そして、運転管理マニュアルに違反する行為があれば容易に発見できる体制の構築や改修して得られた機能などの性能の保証期間の要求を行っておりますが、鳴門市では現在、これらについてどの程度実施できているのか、答弁を求めておきます。 さらに、伊賀南部クリーンセンターでは、公営施設を運営する企業としての社会的責任の重大さを鑑み、入札参加登録業者資格停止措置等を昨年12月に講じており、今年1月には外部の専門家による稼働当初から本当に性能を有していたのかの検証も行っております。 また、市民の信頼を回復するとして、三機工業株式会社及び三機化工建設株式会社に対して、施設管理アドバイザーの設置、今後のデータ検証周辺環境調査などの費用など、相応の負担を求めるあっせんの申立てを行っておりますが、鳴門市では、なぜこれまでこれらに相当する対応がなされておらないのか、答弁を求めておきます。 次に、指定ごみ袋についてですが、県内一高いごみ袋については、私はこれまでもその見直しについて提言をしてきておりますが、いまだに市として改善する姿勢を見せておりません。 しかし、今年は新型コロナによる収入の減少に加え、家庭ごみが増加するとも言われておりますので、改めて指定ごみ袋制度の見直しを提言したいと思いますが、ごみ減量については、人口減少が大きく影響していることから、ただ単にごみ袋を有料にしたからごみ量が減ったというのはあまりにも浅はかですから、指定ごみ袋制度開始以降、ごみ全体及び家庭系ごみの処理量にどれほどの減量効果が得られているのか、人口の減少数の推移も含め、それぞれの実数と割合について。 また、国は令和2年度、今年度までに1人1日当たりの家庭系ごみ排出量を500グラムとする指針を示しておりますが、鳴門市はどういう状況なのか、答弁を求めておきます。 そして、ごみ袋の有料化によって得られた販売収入が、本来一般会計で賄われるべきものに充当されているのではという点についても、私は以前指摘をしておりますが、改めて指定ごみ袋制度導入前には一般会計で賄われていたもののうち、ごみ袋の収益によって賄うこととなった経費について、どのような費目で、どれほどの金額となっているのか、指定ごみ袋制度前と現在の状況について、また、燃えるごみやごみの処理費用の推移について答弁を求めておきます。 以上、答弁を受け、再度登壇いたします。     〔市民環境部環境局長 三栖信征君登壇〕 ◎市民環境部環境局長三栖信征君) クリーンセンターについて、幾つか御質問をいただいております。 まず、業務実施計画書等についてですが、稼働当初は業務実施計画書の提出がなく、運転指導書Ⅱの各設備概要説明に基づき運転していたと三機化工建設株式会社から回答を得ております。 各設備概要説明の二次燃焼室に関する記載内容については、「溶融炉を出た排ガスは、二次燃焼室で再燃焼させ、未燃分、ダイオキシン類を分解します。燃焼用空気量の制御は、遠隔操作により中央制御室で行います。二次燃焼室は、溶融炉出口の排ガスに二次空気を吹き込み、850度C以上の高温で2秒以上の十分な滞留時間を取ってダイオキシン類一酸化炭素をさらに低減します。」となっています。 次に、点検業務についてですが、年に1度の点検は、運転維持管理業務受託者の三機化工建設株式会社ではなく、各設備を取り扱うメーカー等構成部品劣化状況等を診断しております。 点検費が各年度で異なるのは、更新の必要な部品を点検時に交換したためです。 次に、調査報告書等についてですが、三機工業株式会社調査報告書には、当時の設計責任者が市に知らすことなく機能を独自に設定したことやそれについての謝罪などが記載されておりますが、会社として認識していた内容はありません。 本市職員調査報告書については、三機工業株式会社から早い時期において独自に設定したとの報告を受け、また、本市職員の聞き取りでは機能を認識していなかったことから、作成まで至っておりません。 また、市民の信頼を回復するために、安全・安心の確保が必要であると考えており、今後も引き続き、適正な運転管理に努めてまいります。 次に、教育の実施徹底等についてですが、三機化工建設株式会社本社が毎年度各施設の自社社員のみを対象に倫理研修安全衛生教育等を実施しております。 本市職員においては、市独自に研修を行っております。 違反行為発見体制については、手順チェック表を新たに作成し、運用しています。 また、改善工事により維持管理費が増加する分については、改善工事に関する覚書において、三機工業株式会社が負担することとしており、保証期間等の詳細については協議を行っております。 次に、業者への対応についてですが、本市の対応としては、現在、三機工業株式会社及び三機化工建設株式会社入札参加資格を停止する措置を行っております。 また、今回の事案に伴い、新たに調査費等が発生した際には、三機工業株式会社が負担するよう協議してまいりたいと考えており、現在のところ、あっせんの申立てを行う状況ではないと考えております。 次に、ごみ行政について、幾つか御質問をいただいております。 まず、ごみ減量効果についてですが、環境省に報告している一般廃棄物処理実態調査ごみ排出量において、指定ごみ袋制度導入前の平成13年度と令和元年度を比較しますと、全体では年間2万4,576トンから1万9,361トンとなり、21.2%の減少、家庭系ごみで年間1万7,951トンから1万4,278トンとなり、20.5%減少しています。 1人当たりに換算しますと、全体で1日1,023グラムから926グラムとなり、9.5%減少、家庭系ごみでは747グラムから683グラムとなり、8.6%減少しています。 また、国の方針では、家庭系ごみから資源ごみ集団回収を除いたごみ排出量を令和2年度で1人1日当たり500グラムの目標を設定していますが、国の調査結果がある平成30年度では、徳島県の平均は579グラム、本市は529グラムとなっています。 次に、指定ごみ袋販売収入の充当についてですが、令和元年度では、ごみ減量対策事業費に148万3,000円、資源ごみ対策費に981万9,000円、ごみ対策推進費に21万4,000円のうち17万4,000円、クリーンセンター環境整備費に276万6,000円、焼却場管理費に3億7,624万円のうち2,048万円、合計で3,472万2,000円を充当しています。 また、導入前の平成13年度は、旧焼却施設で稼働していたため、単純な比較はできませんが、ごみ減量対策事業費は1,109万8,000円、資源ごみ対策費は3,330万1,000円、ごみ啓発事業費は26万1,000円、衛生センター環境整備費は7,268万1,000円、焼却場管理費は5億8,335万8,000円です。 次に、ごみ排出量等についてですが、家庭系と事業系を合わせた燃やせるごみの搬入量につきましては、平成13年度の国の調査では2万1,980トン、令和元年度は1万4,247トンです。 人件費を含むごみ処理費用総額につきましては、平成13年度は15億1,529万5,000円、令和元年度は9億2,612万9,000円となっています。     〔2番 上田公司君登壇〕 ◆2番(上田公司君) それでは、それぞれに答弁がありましたので、それを受け質問を続けていきたいと思います。 まずは、クリーンセンターについてですが、先ほどの答弁で、三機化工建設株式会社業務実施計画書などの各設備概要説明にある、例えば、二次燃焼室に関しては850度C以上の高温で2秒以上の十分な滞留時間を取ってダイオキシン類一酸化炭素をさらに低減するよう運転していることが確認されました。ということは、稼働当初よりその性能が果たされなければならないはずなのですが、市もその認識で委託しているのか。 ただ、実際には稼働当初からほとんど果たされていない。これは私がこれまでずっと指摘していることですから、このことは契約違反または契約不履行に当たると思いますので、それについて。 また、業務着手前に業務実施計画書の提出が義務づけられているにもかかわらず、稼働当初数年にわたって提出しないまま業務に着手していたことから、これも契約違反または契約不履行に当たると思いますが、それについて答弁を求めておきます。 また、運転指導書Ⅱの中には、「公害対策と管理」のうち、「ダイオキシン類発生防止対策」として、「二次燃焼室における850度C以上での十分な滞留時間の確保により、完全燃焼を実現している。」と記載されていますが、これは鳴門市の焼却施設のことを示しているのか、答弁を求めておきます。 そして、肝腎の二次燃焼室の性能ですが、実際には850度Cどころか、稼働当初から1日平均でも法令違反となる800度C未満となる日がほとんどですから、改めて確認しておきますが、平成20年4月から7月までの例えば4か月間、入り口温度及び出口温度で1日平均850度C以上になった割合はそれぞれ何%だったのか。また、市としてその状況をいつから把握していたのか、答弁を求めておきます。 それから、市との答弁で食い違いがよく出る850度C以上が二次燃焼室のどこからどこまでの範囲なのかについては、業務実施計画書運転指導書Ⅱなどには、出口温度とは度々記載されているのが分かりますが、市がよく言う二次燃焼室入り口燃焼室出口温度、これは燃焼条件なんですが、燃焼室出口温度だという記載や850度C以上の性能を二次燃焼室が発揮するというのは、それら仕様書類のどこに記載されているのか。 また、三機化工建設株式会社は、二次燃焼室の入り口及び出口温度を何度以上発揮または実現するとして、鳴門市と運転管理について委託契約を結んでいるのか。そして、それは業務実施計画書運転指導書Ⅱのどこに記載されているのか、答弁を求めておきます。 次に、再発防止策についてですが、不正操作の原因や経緯に関する調査の詳細を公文書として残しているのかについては、三機工業株式会社に経緯等をまとめた報告書は提出させているものの、本市職員についての報告書はないということでした。 しかし、一方的な調査記録では将来の検証に耐えられるはずもなく、だから伊賀南部クリーンセンターは双方から詳細な聞き取りを行い、三機化工建設株式会社から親会社のマンパワーを恐れ、不正操作と知りながら運転管理を継続したという驚きの証言を得ているわけです。 また、市は、今回の改修で得られた機能などに関する保証期間についても、いまだ協議中と言い、伊賀南部クリーンセンターが市民への信頼回復を先ほども言いました施設管理アドバイザーの設置やデータ検証周辺環境調査などの費用請求あっせんという形で示しているのに、その検討すらもしてないとは、同じ詐欺とも言える悪質な行為への対応に、なぜこれだけの差が出るんでしょうか。市として本当に市民の信頼を回復する、それを必ず成し遂げるというなら、伊賀南部クリーンセンターを見習い、施設管理アドバイザーデータ検証周辺環境調査などを早急に検討し、その費用を請求すべきだと考えますが、なぜそれをしないのか、できないのか、その理由について。 また、伊賀南部クリーンセンターでは大学教授などによって、稼働当初より本当に約束された性能が発揮されていたかどうかの検証を行っていますが、鳴門市も市民の信頼回復をするため、同様の検証を行うべきだと私は思いますが、それについて答弁を求めておきます。 続いて、指定ごみ袋制度についてですが、市は、国の一般廃棄物処理実態調査を持ち出して、年々ごみ量が減っているかのように答弁しておりましたが、実際がどうかは、その調査票の鳴門市の家庭系ごみ量の1人1日当たりの排出量の推移を見れば一目瞭然で、指定ごみ袋制度を導入した平成14年は666グラム、平成16年には586グラムに減少したものの、その後は700グラム台が続き、平成26年度には814グラムと、大きく増加していることから、鳴門市の指定ごみ袋制度導入家庭系ごみ量の1人1日当たりの排出量の減少につながっていないことは分かります。 一方、鳴門市とは違い、県下には指定ごみ袋制度を導入せずとも、また、ごみ袋の単価を引き下げてもごみ減量を果たしている自治体がいっぱいあります。先ほどの一般廃棄物処理実態調査を見ると、指定ごみ袋制度を導入していない徳島市や阿南市、松茂町、北島町では、いずれも家庭系ごみ1人1日当たりの排出量は、近年が一番少なくなっており、特に北島町では、人口が増加傾向の状態にあるにもかかわらず減少させ、藍住町も価格を段階的に引き下げてもごみ量は減少しておりますので、指定ごみ袋制度や県下一高い価格を維持しなければごみ量が増えると言っていることが、いかに販売収入に固執する市の都合かがよく分かりますが、なぜこうした自治体の取組から学ばないのかと私は思いますので、市として指定ごみ袋制度を導入していない自治体や価格を下げながらもごみ減量を果たしている自治体のごみ減量対策をどの程度把握し、これまで参考にしてきているのか、答弁を求めておきます。 また、価格を下げることによってごみ出しマナーが低下すると市はよく言いますが、それこそ分別の指導やマナー向上などの目的が果たされたとして廃止した廃棄物減量等推進員制度を復活させればよいことで、それもせず、マナーが悪くなると市民のせいにして県下一高いごみ袋を購入させている鳴門市こそ、そのマナーが問われます。早急に価格を含め、指定ごみ袋制度の見直しを行うとともに、廃棄物減量等推進員制度のような取組を検討するべきだと思いますが、それについて答弁を求めておきます。 それから、レジ袋の有料化に際し、その対象外として、プラスチックのフィルムの厚さが50ミクロン以上のもの、海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの、バイオマス素材の配合率が25%以上のものが規定はされておりますが、市としても今後、これら素材を使用したごみ袋へと変更を検討するべきだと思いますし、レジ袋有料化によって店舗での配付などは大幅に減ったものの、販売されるごみ袋は2から3倍の伸びとなっているようですので、例えばレジ袋は小の袋で3円ほど、大の袋で5円ほどですから、環境に配慮した素材の活用とともに、レジ袋有料化の影響を考慮した市民の負担軽減を検討してはどうかと思いますので、それについて答弁を求めておきます。 そしてさらに、大学教授の調査では、ごみ袋販売収入を特定財源化することで使途を明確にし、インターネット等で詳細に公開することでごみ減量につながるという結果も出ておりますので、市として今後ごみ袋販売収入とその使途について特定財源化することやインターネットによる詳細な情報公開を検討するべきだと思いますが、それについて答弁を求めておきます。 以上、答弁を受け、再度の登壇を行います。     〔市民環境部環境局長 三栖信征君登壇〕 ◎市民環境部環境局長三栖信征君) クリーンセンターについて、幾つか御質問をいただいております。 まず、運転維持管理業務についてですが、施設の運転管理については、三機化工建設株式会社に対し、ごみ質等の状況に応じて運転指導書Ⅱを参考にし、国の基準を満たせるよう指示を行ってまいりました。 また、二次燃焼室に関する記載については、市の認識と一部異なることから、内容を修正しているところです。こうしたことから、契約違反とは考えておりません。 また、稼働当初に業務実施計画書が提出されないまま業務を行ったことについては、履行が十分であったとは言えませんが、計画書の一部の個別書類や様式を使用したものを受理し、運転管理上は問題がなかったことから、契約違反とまでは考えておりません。 次に、運転指導書Ⅱについてですが、二次燃焼室に関する内容は、本施設のものとして三機工業株式会社から提出を受けております。 次に、温度管理についてですが、稼働当初から7月までの4か月間で、二次燃焼室入り口の1日平均の850度C以上は24%で、二次燃焼室出口温度の1日平均の850度C以上はゼロ%です。 燃焼ガス温度については、管理日報を回覧して当時見ていたと思われます。 次に、業務実施計画書等における記載内容についてですが、二次燃焼室入り口温度燃焼室出口温度であることや850度C以上という記載はありません。 三機化工建設株式会社運転管理を行う際の燃焼ガス温度については、計画書等の各設備概要説明において、二次燃焼室出口で850度C以上を保つこととして委託契約を結んでおります。 次に、施設管理についてですが、本市の運転維持管理は一部委託であり、全部委託である伊賀南部クリーンセンターとは異なり、稼働状況については、管理日報等を用いて確認しております。 このため、データ検証等を外部に委託することについては、考えておりません。 また、毎年実施している調査については、稼働当初から周辺環境を把握するために必要なものであり、本市が継続して外部専門業者に委託して行っていきます。本施設の検証については、一酸化炭素濃度を低減させるための改善工事後に実施し、これに基づき運転マニュアルの改訂や運転担当者への再教育を行い、適正な運転管理となるよう努めております。 こうしたことから、施設稼働からの性能に関する検証については、考えておりません。 次に、指定ごみ袋について、幾つか御質問をいただいております。 まず、他市町村の状況やごみ減量施策についてですが、指定ごみ袋の価格を下げた市町村には、ごみ量が増えたり市民の分別意識が低下したというところがある一方、ごみ減量にあまり影響がなかったというところなど、様々な状況です。 また、山谷東洋大学名誉教授が行ったごみ袋の価格と減量効果の調査によりますと、本市の指定ごみ袋の価格は、全国815市区のうち制度を導入している477市の平均よりも低くなっています。 この調査では、価格が高いほどごみ減量効果が大きくなる結果も出ており、本市でも制度導入後、年度により多少の増減はありますが、指定ごみ袋でのごみ量は減少傾向が続いていることから、価格を下げた場合、ごみ量の増加が懸念されます。 そのため、指定ごみ袋の価格については、他市町村の状況を詳細に調査し、引き続き検討してまいりたいと考えています。 また、今後、分別意識の低下が見られるような場合には、廃棄物減量等推進員制度などの必要性についても検討してまいりたいと考えております。 次に、指定ごみ袋の素材等についてですが、レジ袋有料対象外の環境に配慮した素材のうち、フィルムの厚さ50マイクロメートル以上のものについては繰り返し使用するもの、海洋生分解性プラスチックについてはマイクロプラスチック問題対策に寄与するものと考えております。 また、バイオマス素材については、原料の生育時に二酸化炭素を吸収するため、地球温暖化対策へ寄与できるものであり、指定ごみ袋への活用も考えられますが、多額の費用負担が見込まれます。 こうした素材の活用やレジ袋有料化による市民負担の軽減につきましては、製造コスト等も勘案しながら、他市町村の先進事例についても調査研究してまいりたいと考えております。 次に、販売収入の特定財源化等についてですが、販売収入ごみ減量資源ごみ対策に係る事業、焼却場管理費の一部に充てており、実質的にはほかの特定財源と同様に、ごみ対策経費に使途を限定して充当しています。 指定ごみ袋販売収入の特定財源化や市民への情報の周知方法については、今後、他市町村の状況を調査し、参考にしてまいります。     〔2番 上田公司君登壇〕 ◆2番(上田公司君) それでは、それぞれ再問に対する答弁がありましたので、引き続き質問を行っていきたいと思いますけども、まずは、クリーンセンターについてですが、先ほど市は、二次燃焼室出口で850度C以上を保つ約束のもと、三機化工建設株式会社運転管理を委託していることを認めました。 ところが、これも先ほどの市の答弁で分かりましたけども、その850度C以上を保つという約束が、何と稼働直後の4か月間でゼロ。一回も果たされていないことが明らかになりました。もはや誰もが驚きと詐欺に遭ったような憤りを覚えると思いますし、明らかにこれは契約違反または契約不履行に当たると私は思いますので、改めてそれについて。 また、契約では、異常発生時等において、すなわちこの温度を全く達成できていないこれらにおいてと思いますが、その場合、的確かつ速やかに対処し、処置後直ちに委託者に報告しなければならないとなっておりますので、三機化工建設株式会社はこの状況に対し、いつどのような対処をし、市はどのような報告を受け、どう対応したのか。そして、仮に適切な対処や報告が義務づけられていたのにもかかわらず、それがなされていない場合、やはりこれも契約違反または契約不履行に当たると思いますが、それについて答弁を求めておきます。 ちなみに、鳴門市の焼却施設は、稼働間近になって問題が発生し、工期を延長しております。そして、それに関して平成20年2月29日の地元説明会で当時の市長は、「ごみ質が一番の問題だったが、もう万全です。」といった旨の説明を市民に行い、その後、稼働させております。 その状況で万全なはずなのに、その直後に仮にまたごみ質が原因で4か月にもわたって先ほどのように850度C以上がゼロ、それがごみ質が原因というのであれば、この当時の市長の説明がうそで、市民に虚偽の説明を行ったことになると思いますので、念のために申し上げておきます。 それから、市は昨年の第3回定例会の際に、施設建設時に三機工業株式会社と締結した契約書において、燃焼室出口温度については850度C以上を焼却条件としていると答弁しておりますが、市民に性能不足を指摘されてから、なぜかその燃焼室出口を二次燃焼室入り口、先ほど答弁ありましたけども、どの仕様書類を見ても全く書かれていないのに、二次燃焼室入り口だと主張し始めました。 しかし、これも先ほどで分かるように、その入り口温度でさえ稼働後4か月で2割ほどしか満たせていませんから、これも建設時の契約違反または契約不履行に当たると思いますが、それについて。 そして、仮に違反等に当たらないとするなら、その理由について明確に答弁を求めておきます。 一方、業務実施計画書を未提出のまま業務着手していた件については、履行は不十分と認めながらも、運転管理上問題ないと言っておりました。 しかし、契約では、未提出での業務着手を認めていないはずですから、その未提出での業務着手を容認するかのように答弁する市自体も契約違反になる可能性がありますが、委託契約仕様書によれば、業務実施計画書の事前提出が履行されなければ着手できないと表記されていると思いますが、それに間違いないのか。そうであればやはり契約違反または契約不履行になると思いますが、それについて答弁を求めておきます。 それから、再発防止についてですが、伊賀南部クリーンセンターが保障された性能が稼働当初から発揮できていたのか、大学教授による検証を行った結果、幸いにも伊賀南部クリーンセンターでは問題がなかったと確認をされました。 しかし、鳴門市の場合は、先ほど来答弁にあるように、契約上保たれるべき温度が二次燃焼室入り口温度で、たったの24%。出口温度に至ってはゼロと。伊賀南部クリーンセンターよりはるかにひどい状態を市自らが認めております。これは、もはや契約違反または契約不履行のオンパレードです。市として、この事実を見て見ぬふりでごまかそうとすることは到底許されませんので、改めて稼働当初のひどいありさまを市の責任として十分検証し、市民に必ず知らせるべきだと思いますが、それについて答弁を求めておきます。 そして、市民からも私がお話を聞いた限り、「伊賀南部はかなり信頼回復に積極的に思えるが、鳴門市の施設は伊賀南部よりひどいと聞いているのに、なぜか業者をかばっているように思える。市が守るべきはそれら業者ではなく、私たち市民ではないのか。市の対応には、それが全く感じられない。なぜ、鳴門市は伊賀南部のように積極的に信頼回復に取り組もうとしないのか。」という声がありますので、それについて市の考えを求めておきます。 次に、指定ごみ袋制度についてですが、先ほどの答弁で、市は山谷東洋大学名誉教授の調査結果を用い、それをごみ袋の単価引下げを拒むもっともな理由のように言っておりましたが、私が先ほど述べた特定財源化やインターネットによる情報公開も、まさしくその山谷東洋大学名誉教授によるものですから、一方は都合よく引用し、一方は都合悪いから参考にしないという姿勢にはあきれてしまいました。 また、ごみ出しマナーごみ減量を実現している近隣自治体を参考にすればいいことですし、廃棄物減量等推進員制度の復活を検討すればいいことです。 さらには、環境に配慮した素材の活用もそうですが、これらは市民がどうこうではなく、市がそうした知恵を絞る努力を惜しまねばよいだけの話で、それを実行する気のない市の責任は非常に重いと思います。 さらに、山谷東洋大学名誉教授は、分別回収、資源化を推進している自治体ではさほど発生抑制が進んでおらず、つまり、ごみ減量が進んでおらず、分別拡充だけでは負担の公平化を図れないとも言っておられますが、実際にごみ収集や処理費用の軽減のため、容器包装プラスチックと白色食品トレーの分別を燃やすごみへと変更している自治体やごみ袋の種類を見直している自治体が全国では見られます。 また、大型スーパーでは、レジ袋の代わりに指定ごみ袋をばら売りする工夫をし、市民の負担軽減を図っております。 今や鳴門市のように市民に県下一高い負担を押しつけ、改善もろくにしないような自治体はまれであり、自らが知恵を絞り、市民の負担軽減を提案することでごみ減量につながりますという啓発が主流となっておりますから、市として積極的に価格見直しやごみ収集における市民負担の軽減を図り、市民の意識を高める啓発を行い、ごみ減量へと結びつけるよう方向転換を図るべきだと考えますが、それについて答弁を求めておきます。 最後に、クリーンセンターについては、今回も排ガス測定値不正操作に続き、新たな契約違反などが疑われるなど、全く収束する気配が見えません。これまで地元住民の方が数々の性能不足を長年にわたって指摘してきたことで、ずさんな運転管理や昨年度の不正操作の発覚につながりましたが、それに対して市は、稼働当初からその市民に対して失礼な態度に終始し、真摯な対応もろくにせず、ひたすらごまかそうとしてきました。本来なら伊賀南部クリーンセンターの迅速で的確な対応に学び、トップが市民の声に真摯に耳を傾け、ごまかすことなく過去をしっかりと調査、検証することで、初めて本来の改善につながると私は思うのですが、今日のようなごまかすことだけに終始するかのような答弁では、クリーンセンターへの不信感は今後も収まることはないと思います。 また、指定ごみ袋についても、ごみ袋を有料化せずとも、また、価格を県下一高いまま維持しなくとも、鳴門市自らが知恵と努力を惜しまねば、ごみ減量は可能ということも市民の皆さんには知っていただけたのではないでしょうか。 私としては、今後も市政の在り方とともに市民の声に耳を傾け、その実現に力を尽くすことを最後に申し上げて、今回の質問を終わりたいと思います。     〔市民環境部環境局長 三栖信征君登壇〕 ◎市民環境部環境局長三栖信征君) クリーンセンターについて、幾つか御質問をいただいております。 まず、運転維持管理業務についてですが、三機化工建設株式会社運転管理を行う際の燃焼ガス温度については、計画書等の各設備概要説明において、二次燃焼室出口で850度C以上を保つこととしておりましたが、ごみ質等の状況に応じて運転方法の指示を行ってきたことから、契約違反とは考えておりません。 次に、温度管理についてですが、施設稼働当初においては、ごみ質等の状況により、二次燃焼室入り口温度が850度C以上を満たせていないことがありました。 また、本施設を建設するための発注仕様書に記載された内容を満たせていなかったこともありました。 このことについては、ごみ質等の状況により、国の基準を満たすよう指示し、温度管理を行ってきたためです。 次に、業務実施計画書についてですが、運転維持管理業務の仕様書では、業務着手前に提出しなければならないこととなっており、履行が十分であったとは言えませんが、計画書の一部の個別書類や様式を使用したものを受理し、運転管理上は問題がなかったことから、契約違反とまでは考えておりません。 次に、施設検証等についてですが、一酸化炭素濃度を低減させるための改善工事後に、排ガス濃度だけではなく、燃焼ガス温度等についても検証を実施しており、この結果に基づき、運転マニュアルの改訂や運転担当者への再教育を行い、適正な運転管理となるよう努めております。 こうしたことから、施設稼働からの性能に関する検証については、考えておりません。 また、地域住民をはじめ、市民の信頼回復のため、改善工事の際には第三者機関による検証を行い、この結果などを地域説明会、鳴門市議会、広報なると等で御説明させていただきました。現在は、施設前のモニターに一酸化炭素濃度表示を追加して市民の皆様にお知らせしております。 今後も安全・安心を確保することが必要と考えており、引き続き適正な運転管理に努めてまいります。 次に、ごみ減量施策についての御質問ですが、本市では、ごみ減量施策として指定ごみ袋制度のほか、生ごみ処理容器の購入助成、EMぼかしの無料配布、マイバッグの作成支援などを実施し、市民の皆様の御協力により、これまでごみ減量を進めており、さらに続けていく必要があります。 そのため、市民の負担軽減や市民の意識を高める啓発等、他市町村の効果的で特色あるごみ減量施策等について調査し、学識経験者や市内の公共的団体等の代表者などで構成する鳴門市廃棄物減量等推進審議会等においても十分協議してまいりたいと考えております。 ○議長(宅川靖次君) 理事者が席を交代いたしますので、このまましばらくお待ちください。 次に、1、環境行政について2、公共交通について             15番 平塚保二君     〔15番 平塚保二君登壇〕 ◆15番(平塚保二君) 議長より登壇許可をいただきましたので、環境行政で私の在籍中、恐らく最後と思いますので、鳴門市のごみ処理施設の検証を行います。 特に、ごみ行政と下水道の問題は、私が議員を目指した思いもございますし、市民運動でいろんな体験をいたしました。徳島県の隣接した自治体でも、特に最近、徳島市の飯谷町での広域行政、さらには、阿波市にございます中央広域環境センターと、どこともごみ処理施設といえば迷惑施設、さらには、多くは広域行政の代表と申し上げて過言ではないと思います。 まずは、ごみ焼却の歴史と今後の対応についての検証から入ります。専門家でございます市民環境部長の御認識を伺いたく、質問事項をしております。抽象的で質問の趣旨が分かりにくいかもしれないので、項目を5つに絞り伺います。 1番目は、現在の炉の耐用年数から伺いますが、COのピークカットという一般の市民には分かりにくい問題も、一時、地元住民の不安に拍車をかけるような問題が発生し、私の言葉で説明責任が果たせたとは到底思えませんが、現施設で何年までの操業を考えておられますか、伺います。 次に、今まで何名かの議員も伺っておりますが、市道明神日出線の拡張についてですが、先日も日出の後援者から問合せもあり、今回の質問で具体的な答弁をもらいますと回答してありますので、よろしくお願いをいたします。 3番目は、もっと初歩的な質問ですが、施設が稼働するまで本来は解決すべき問題であったはずですが、進入路と搬入路の問題を鳴門市はどのような見解か、伺います。 これには、地元山根議員も毎回伺っておられますのが、特にパッカー車の通行で、以前からこの問題を毎回指摘されております住民もおられますが、この件には私もおっしゃるとおりだと思い、非公式ですが、当然、瀬戸町堂浦浦代に建設が決定した時点でこの問題は入っていたと思います。 行政は継続で多くの市民や納税者は信頼をして毎日生活をなさっています。関連して地元との協定書が一般的に交わされて操業に至ったと思いますが、この件も併せて御答弁ください。 4番目は、よく問題に上がりますが、炉の不具合は操業して間もなくこういった苦情が住民から上がっておりますが、特に専門的な勉強をしておられる方も数名いらっしゃいますゆえ、もう一度、ダイオキシン類対策特別措置法やMOXさらにはSOxの数字に問題はないのか、答弁を求めます。 最後に、迷惑施設には、地元対策が付き物ですが、当然なさっておられると思いますので、これは確認の意味合いで答弁ください。 以上、5点に要約して答弁いただければ、各事項を検証し、再問を行いますので、よろしくお願いをいたします。 それから、もう一問、鳴門駅周辺整備で、特に今回は、徳島新聞はもちろん、毎日新聞、朝日新聞にも幾度か取り上げられていますJR四国の路線の赤字に関し、今年の第2回定例会でも山根議員が私とともに調査を行った内容で質問をされております。 全くそのとおりであり、思えば最初にJR南小松島駅の観光ボランティアガイドや山根議員の目線でトイレの洋式化を当時から訴えて七、八年になります。当時からきっかけは、ともに同期で、とにかく市民目線で鳴門市の大きな問題は何か、画策をいたしておりました。 私は、市民運動を経験をし、特に今回のごみ処理施設の賛否や下水道事業の公平性を双眼に、十数年前から調査をし、今回は私の総決算としてごみ問題は先ほど伺いましたが、下水道の整備による様々な問題点は前回の質問でも伺いました。いまだ十分な理解がなされておらず、汚水処理構想は9月議会でももう一度伺いますと前置きをいたしました。これは確かな資料を基に、任期を1年を切りましたが、検証いたします。 今回、私から見て、もっと市民目線で重要なのが、鳴門駅整備問題、路線維持問題であります。これは、山根議員も述べておられましたように、人口約6万都市の玄関口はやはり鳴門駅からで、おもてなしや市民が交流の窓口として誰が考えても鳴門駅の必要性は当然思うことであります。 私が七、八年前から伺いました観光案内所の必要性と市独自のトイレの整備、さらには、駅前交番の創設は3点セットで伺ってまいりました。 まず、市独自のトイレは、前回の山根議員の質問から、平成27年から4年がかりで国の社会資本整備総合交付金を活用した中、多目的トイレが先日出来上がり、見違える鳴門駅になったように思います。 そして、過去にもございましたが、観光案内所の創設にも二、三年前から機能しており、当初要望事項がかなったと思います。 駅前交番は、私から見てなぜ裏側にとの疑問は残りますが、4年がかりで総額2億900万円でそれ相当の成果のある整備がなされたことは、私の任期中の大きな成果だと評価いたします。駅前交番についての御見解をお願いいたします。 ただ、今上がっております問題事項は、JR四国の赤字、さらには、路線存続問題は、当時から心配された懸案事項で、山根議員の質問の答弁にも、尾崎事業推進監から危機感を持たれた回答であったと私は捉えていますから、いま一層鮮明になったと思います。これは、第2回定例会などに山根議員とともにJR四国徳島企画部副部長の湊 一夫氏にアポを取り、通勤・通学、玄関口の必要性の要請は折り返していただき、有志の議員として意見を述べさせていただきました。 うずしお観光協会の理事長さんもそのあたりを特に心配しておられ、鳴門市として、また、議会としての対応はどうしておられるのか、先日、議会運営委員長に問題提起があったと聞いております。それは私も承知をして、野田委員長と説明にともに参りました。鳴門市の責任ある方からの見解が必要であることは、一致いたしております。御見解を求めます。 市民の皆さんも思い入れの多い鳴門駅です。多くの市民が心配されています。市長、昔の鶴屋百貨店前の当時から歴史は100年、多くの先輩が築いたJR鳴門駅、令和に代わる継承をされますよう市民に向かって御答弁ください。 これこそ、議会も一丸となり、鳴門市の方向性が注目されています。アクションを起こしてください。何も起こさず成果は得られません。御見解を伺い、この質問は私の意見でまとめさせていただきます。     〔市民環境部環境局長 三栖信征君登壇〕 ◎市民環境部環境局長三栖信征君) クリーンセンターについて、幾つか御質問をいただいております。 まず、操業年数についてですが、ごみ焼却処理施設は、施設を構成する設備や機器等の多くが、高温多湿といった腐食や劣化の起こりやすい状況下において稼働していることから、耐用年数は約20年程度と言われております。 本施設は、平成20年4月の稼働から12年が過ぎておりますが、今後においても適切に修繕等を行い、長寿命化を図りたいと考えております。 次に、搬入路についてですが、災害時の対応を行う上でも搬入路の必要性は十分認識しております。 しかしながら、当初計画していた搬入路については、相当な事業費を要するなどの課題があり、今後も引き続き具体的な方法を検討してまいりたいと考えております。 次に、環境保全協定書についてですが、地元8地区の代表で構成されたクリーンセンター環境保全協議会とクリーンセンター操業前より協議を行っておりますが、現在に至るまで締結できていないのが現状です。 この協定書は、操業に伴う住民の生活環境の保全及び公害の発生を未然に防止することを目的としております。 こうしたことから、締結が必要であると考えており、今後も地元の方々の御理解が得られるよう、協議を重ねてまいりたいと考えております。 次に、排出ガスの測定値についてですが、ごみ焼却処理施設では、硫黄酸化物や窒素酸化物を含むばい煙等を年に2回、ダイオキシン類については年に1回の測定を実施しております。 また、クリーンセンター周辺環境調査として、施設周辺の3か所においてダイオキシン類を含む大気汚染物質の測定を年に1回実施しております。 これらの測定は、外部分析業者により実施しており、測定値は大気汚染防止法施行規則等の国の基準を満たしております。 次に、地元対策事業についてですが、施設建設時に瀬戸町6地区、北灘町2地区の各自治振興会等とクリーンセンター建設及び操業に関する覚書を締結いたしました。 この覚書には、社会基盤整備事業を中心とした地元対策事業が8地区で合計51事業あり、市が事業主体である事業については全て完了しております。 また、このほかにも毎年地元からの要望に応じて修繕等を行っており、今後も実施してまいります。     〔経済建設部長 西上昭二君登壇〕 ◎経済建設部長(西上昭二君) 明神日出線についての御質問でございますが、明神日出線整備事業は、県道瀬戸港線と県道亀浦港櫛木線を結ぶ延長1,140メートルが整備対象で、事業を5区間に分けての計画です。 1期事業区間から3期事業区間の延長580メートルにつきましては、平成20年度末から供用を開始しております。残りの4期、5期事業区間の延長560メートルにつきましても、生活道路であり、防災上の観点からも重要な道路でありますが、関係する地権者の同意が得られないことから、測量等を行えない状況となっております。 残区間につきましては、通行に支障が生じないよう除草作業を行うなどの維持管理に努めるとともに、令和元年度には既設照明をLED照明に更新し、安全性の向上を図っております。 今後につきましても、交通の安全性の確保など、適正な維持管理に努めるとともに、残区間の整備に取り組みたいと考えております。     〔事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長 尾崎浩二君登壇〕 ◎事業推進監[地方創生担当]兼企画総務部長(尾崎浩二君) JR鳴門線の存続に向けた取組についてですが、JR四国では、新型コロナウイルスの影響で鉄道利用者が急激に落ち込んでいる現状において、赤字路線の維持に関してこれまで以上に厳しい見解を示されております。 本市では、これまでJR鳴門駅周辺の利便性向上や利活用促進の観点から、先日、完成した駅前トイレや観光案内所、足湯施設の整備を行ったほか、駅舎南側の老朽化していた歩道橋を撤去するとともに、駅の東西をつなぐ歩道を整備し、バリアフリー化を図りました。 さらに、平成26年には鳴門市自転車等放置防止条例を制定し、鳴門駅と撫養駅の駐輪場を整備したことにより、両駅の放置自転車数は激減し、交通環境と景観の改善において一定の成果を上げております。 こうした事業により環境整備を進めた結果、駅前周辺の利便性が向上し、にぎわい創出に寄与したと考えております。 また、現在、鳴門市うずしお観光協会が商品造成されましたJR鳴門駅や池谷駅等を活用した「鳴門郷旅」や、JR四国となると観光ボランティアガイド会が協力して実施している「駅からウオーク」など、観光施策の推進を通じてJR鳴門線の利用促進を図っているところであります。 さらに、令和3年秋には、JRグループが共同で取り組む大型観光企画であります「四国デスティネーションキャンペーン」が開催されることが決まっており、先月11日には、同キャンペーンに関連し、旅行商品造成のための現地視察として、旅行会社及びJR関係者など、12名の方に渦潮をはじめとする本市の魅力を体感していただきました。 市では、これを好機と捉え、JR四国や観光事業者と連携し、積極的な観光促進に取り組んでまいりたいと考えております。 今後も引き続きこうした取組を通じ、関係機関と連携しながら、JR鳴門線の利用促進を図ることで市民の足としての公共交通を維持するとともに、まちのにぎわいの創出に取り組んでまいります。 続いて、撫養町交番における市民や観光客の利便性等についてでありますが、平成30年に建て替えられました撫養町交番がある鳴門駅西側は、量販店や商店街に近く、市民の日常生活の拠点として、また、鳴門駅東側は主に市民及び観光客の交通の拠点として利用されていると認識いたしております。 駅東側への観光案内所の設置、また、駅北側に通路を新設し、駅東西の距離が縮まったことにより、撫養町交番をはじめ駅一帯が面としてつながり、利便性が向上したところであります。 本市といたしましては、今後も市民や観光客がより快適に利用できるエリアとなるよう、努めてまいりたいと考えております。     〔15番 平塚保二君登壇〕 ◆15番(平塚保二君) それでは、御答弁をいただいた中、順次検証を行います。 まず、クリーンセンターの中で、多くの疑問や要望事項がございますが、今回は私の議員生活の中、総決算で伺っております。 操業年数については、平成20年4月からの操業は、一般的な耐用年数で20年。まだ約10年はございます。私が知る近隣の徳島市の焼却炉は、メーカーこそ異なりますが、論田の焼却炉は30年、また、国府にある焼却炉は35年とも伺っております。非常に申し上げにくいのですが、三機工業株式会社の流動床式ガス化溶融炉を全国でも導入された事例は、長崎県の対馬市と三重県の伊賀市のどちらも鳴門市とあまり年数も変わらないと聞いておりますが、本当に適切な修繕で長寿命化ができるとお考えでしょうか、答弁を求めます。 次に、搬入路でございますが、この質問で聞くたびに理事者の答弁は、搬入路の必要性は承知しておられるようですが、恐らく事業予算が足りないことが大きな問題ではないかと思います。 私は、二十数年前のごみ行政で、すなわちごみを制する者は鳴門市を制す、有名な選挙公約の言葉です。本当に20年前、あれだけ明言なさった市長の後継で、今も泉市長は継承なさっておられます。市長、本当にごみは制したと、そうお考えでしょうか。特に、地元明神住民に向かって御答弁ください。 続きまして、明神日出線の問題にはいろいろ地権者の事情もおありと思いますが、私が特に心配いたしますのは、日出・小海地区の住民の意見でございます。確かに、人口が少ない集落ですが、以前も小海地区の民生委員をなさっておられる方の「本当にこの区域の意見は鳴門市は真摯に聞いていただけない。」との言葉には、私も本来市民運動から議席を目指した者として、「それはないです。」と答えました。本当にそのような特定の地域を置き去りになさるようなことはあり得ないと思いますが、そういった捉え方をされて生活をしている住民の意見を鳴門市は真摯に受け止めるべきだと思います。 4番目の炉の不具合はいろいろ調査をなさっておられます。市民から何回も私に苦情もございました。市民運動当時あれだけともに調査をし、焼却炉の問題をいろいろ調査をしていただいておった平塚が、なぜ議会に入り取り上げないのか、その後の議会の質問でございます。 確かに炉の耐用年数は20年から25年が一般的ですが、徳島県の焼却炉の中、徳島市の30年から35年、みよし広域連合ではそれ以上使われております。 特に今回問題になっております徳島市論田町の焼却炉は、今年の春の徳島市長の広域行政を2市4町で論戦も交わされ、結局は事実上徳島市の候補地飯谷町枇杷ノ久保での操業が振出しに返ったようにも思います。 これを聞いて思い出すのが鳴門市のごみ問題ですが、土地疑惑に始まり、候補地の選定委員会、また、メーカー選定委員会、あれから20年近く経過しました。私は、公平な立場で検証します。 当時の市長は亀井市長ですが、旧焼却炉の老朽化を盛んに唱えられ、一刻の猶予もならないと市民に訴え、藍住町との広域行政を撤回してまで鳴門市単独の道を選びました。その当時の対立ぶりは、つい昨日のように鮮明に記憶いたしております。 市長はたしか当時は議員で、立場こそ異なりますが、当然、御記憶におありと思います。一連のごみ行政、何か思いがあればお聞かせください。なければないで結構です。 「ごみを制する者は鳴門市を制す。」、この当時の言葉は当然記憶にあるはずです。余談を述べさせていただき恐縮ですが、当時の藍住町長さんは、ちょうど石川町長に代わった頃ですが、私のことを恐らく徳島新聞読者の手紙で見つけ、一度お会いしたいとの御連絡をいただき、あくまで一鳴門市民の立場でうかがった記憶がございます。 双方に言い分はあったと思いますが、これこそ対話が置き去りになった問題のように私から見て捉えました。多くの市民の皆さんが直接市民生活に密着したごみ問題、風化してはなりません。 ある瀬戸地区の住民のおっしゃるように、真実は一つ。これを隠蔽、改ざん、捏造はいけません。泉市長は、行政の最高責任者であり、また、何といっても後継者と思います。責任ある対応をお願いします。 併せて地元対策ですが、できているのかといえば、やっていますの御答弁は物足りませんが、物語っております。これは水かけ論であり、説明責任、すなわち対話の欠如と思えます。私ごとで恐縮ですが、営業職のリーダー経験者として述べますが、ボタンの掛け違いは人間である以上必ず発生します。その都度、訴訟を起こしては切りがありません。意見の異なる問題こそ、徹底的に対話行政こそ必要です。これは私の経験から申し上げるにとどめます。 しかし、全て予算がないからできませんでは、話合いのテーブルに着くこともできません。予算は、いろいろ捻出すべきです。これこそ市長が御発信された事業仕分、これはまとめで提案と代えて私の意見を述べさせていただきます。     〔市民環境部環境局長 三栖信征君登壇〕 ◎市民環境部環境局長三栖信征君) クリーンセンターについて、幾つか御質問をいただいております。 まず、施設についてですが、今後においても適切に修繕等を行い、長寿命化を図りたいと考えております。 次に、環境保全協定書についてですが、経緯を踏まえながら協定書案の再検討を行い、今後も地元の方々の御理解が得られるよう、クリーンセンター環境保全協議会に提示してまいりたいと考えております。 また、搬入路につきましては、十分必要性を認識しておりますが、建設用地の関係者が多数おられることや相当な事業費を要することなどの課題がございます。 事業に必要となる境界確定については、御理解を示される方もおられ、境界立会の作業を行っており、今後も関係者にお願いに上がり、順次進めてまいりたいと考えております。 これまで地域住民をはじめ、市民の信頼回復のため、改善工事の際には第三者機関による検証を行い、この結果等を地域説明会、鳴門市議会、広報なると等で御説明させていただきました。現在は、施設内のモニターに一酸化炭素濃度表示を追加して市民の皆様にお知らせしております。 今後も安全・安心を確保することが必要と考えており、引き続き適正な運転管理に努めてまいります。     〔15番 平塚保二君登壇〕 ◆15番(平塚保二君) それでは、まず、鳴門駅周辺整備に鑑み、観光鳴門市のあるべき姿から検証します。 私が幾度も調査を行い、特に観光案内所と先日オープンした多目的トイレの開設は、今コロナ禍で自粛中ですが、本市を訪れる多くの観光客には、さすが国立公園を持つ鳴門市の玄関口、令和2年に見事に改修されましたことは大きく評価なさると思います。これこそ市民目線、納税者目線と申し上げ、成果であることを申し上げますが、決して喜んでばかりはいられません。 市長、まず、JR路線存続問題はどのような見解か。今回一番大きなテーマであり、この1年JR四国の動向に注目いたしております。特に最近、新聞各社が取り上げておりますが、先日、野田議員からの質問のあった公共交通が鳴門市の将来を大きく担う時代が参ります。当然、人口問題や交流人口、定住人口、さらには、恐らく市長はそのあたりを見越しての対応はなさっておると思いますが、これは見解があればで結構です。 もう一点意見を述べさせていただきますと、先日来、私は妙見山に健康ウオークに週の中で二、三日は行っております。以前は秦野 卓元市議会議員が妙見山の整備に尽力されておる姿をよく見かけました。今、観光案内所で観光客の問合せの中、「駅から東側を眺めてトリーデなるとが見えますが、あそこは何があるんですか。」との問合せがよくあるそうでございます。私が子供の頃は、妙見山はハイキングや遠足で市民の憩いの場でございました。そして、鳴門市のボランティア団体で観光ボランティアガイド会の皆さんや活躍なさっておられる野口会長やガイド会の皆さん、この功績も忘れてはなりません。 最近、塩田公園の整備が見違えるほどきれいな環境になり、私もよく歩かせていただいております。 市長、鳴門市には宝は多くございます。新型コロナウイルス感染症の収束後は、ここまで継承していただいたボランティア団体や諸先輩の功績を顕彰しながら敬意を表してください。そのためにもJR鳴門駅、伝統ある路線でございます。もう一度、路線維持運動のため、愛着のある市民が立ち上がり、存続するための行動は、利用、活用しかございません。そのトップに立つのは市長、あなたです。市民を巻き込んだ運動をお願いし、この件は終わります。 次に、問題のごみ行政、本当に毎回誰かが提起されていますが、私は瀬戸町堂浦浦代の施設を延長し、御答弁でもございましたように、約束なさった進入路、搬入路並びに地元要望事項をさらに育んで市長自ら鳴門市のごみを制する者は鳴門市を制す、本当にそうしてください。いつまでたっても解決しません。市長、あなたの得意分野です。事業仕分を本気でなさったら予算なんて可能です。 一昨日も橋本議員が、事業の見直し、検証を唱えておられました。この分に関しては共鳴いたします。今回は答弁ございましたが、結局予算がないが結論です。ならば、事業仕分の先駆者であり、当時は民主党ですが、国では蓮舫参議院議員、また、四国では鳴門市の泉市長が述べておられ、私はすばらしい市長の誕生と今でも期待をいたしております。阿南市の表原市長に後れを取っては情けないです。 市長、もう一度申し上げます。事業仕分、年が明けたら専属チームを発足し、やろうではありませんか。 今回は、全市民が関係した大きな問題2点を提起し、私の全質問を終了しますが、来年こそは事業仕分から鳴門市の負の部分を払拭し、議会も協力し、それこそ出直そうではございませんか。 今回、厳しい御指摘を多くいたしましたが、鳴門市の存続をかけ、JR路線問題、懸案のごみ行政、そして、今やるべきは事業仕分、市民の皆さんに御理解をいただきたいと思います。 議場の皆さん、テレビ鳴門を見ていただいた市民の皆さんにお礼を申し上げますとともに、本当に令和2年の第4回定例会のまたまた大トリを務めることになりました。昨日、私も思いのある宮崎光明元議長の追悼の言葉を東議員が述べられ、本当に無念という言葉しか見当たりません。私が議員になり、同世代は横井議員、谷崎議員、そして宮崎元議長の追悼の言葉を述べられた東議員も団塊の世代で、私と同級生になります。また、思い出の坂東成光議員、川田元議長も今議会を天国から見ていただいたと思います。鳴門市議会の行く末を様々な角度から見て検証なさっておられると思います。 今年も残すところ1か月足らず、新型コロナウイルス感染症に市民の皆さん、最大限の注意を払って年末をお過ごしください。 私は、以前から共生社会の実現をと議場に幾度も申し上げておりますが、昨日は猫や犬とも共生をと高麗議員の呼びかけには、鳴門市議会のこれからの一議員の優しさを感じ、安心をし、今回の私の全質問を終えます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(宅川靖次君) 以上をもって、通告による一般質問は、全て終わりました。 これをもって、一般質問を終結いたします。    ────────────────────────────────── △日程第2 議案第85号 鳴門市督促手数料及び延滞金条例等の一部改正について
    ○議長(宅川靖次君) 日程第2、議案第85号を議題とし、前会の議事を継続いたします。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、委員会条例第6条の規定により、20人の委員をもって構成する督促手数料及び延滞金条例等審査特別委員会を設置し、会議規則第37条第1項の規定により、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案については、20人の委員をもって構成する督促手数料及び延滞金条例等審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ただいま、設置されました督促手数料及び延滞金条例等審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元へ配付の名簿のとおり指名いたします。 議事の都合により、小休いたします。     午前11時33分 休憩     午前11時42分 開議 ○議長(宅川靖次君) 小休前に引き続き、会議を開きます。 この際、諸般の報告を申し上げます。 督促手数料及び延滞金条例等審査特別委員会より、正副委員長の決定報告がありましたので、御報告いたします。  督促手数料及び延滞金条例等審査特別委員会委員長に  秋岡芳郎君   副委員長に                    東谷伸治君であります。 諸般の報告は、以上のとおりであります。    ────────────────────────────────── △日程第3 議案第77号 専決処分の承認について(財産の取得について)      議案第80号 鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について      議案第81号 鳴門市火災予防条例の一部改正について      議案第82号 鳴門市国民健康保険条例の一部改正について      議案第83号 鳴門市立保育所条例の一部改正について      議案第84号 鳴門市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第86号 市道路線の認定及び廃止について ○議長(宅川靖次君) 日程第3、議案第77号、議案第80号から議案第84号まで及び議案第86号の7議案を一括議題とし、前会の議事を継続いたします。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 ただいま、議題となっております各議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。    ────────────────────────────────── △日程第4 請願第12号 「女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書」の提出を求める請願書 ○議長(宅川靖次君) 日程第4、請願書の処理を議題といたします。 本件については、会議規則第134条の規定により、お手元へ配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の議事日程は、全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明12月4日から12月13日までの10日間は、委員会審査及び市の休日のため、休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、明12月4日から12月13日までの10日間は、休会とすることに決しました。 次会は、12月14日午前10時から再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。     午前11時45分 散会...